昔の人の距離感覚

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大村家盛紀行文によると、彼は1日辺り8~9里(32~36km)歩いて旅行している。1日頑張るのであれば現代人でも可能だと思うが、備中国から武蔵国までこのような速度で移動するのは不可能だと思う。
とはいえ不可能だと思うのは戦後以降になって初めてかも知れない。私の親戚の話を聞いたことがあるが、太平洋戦争最末期から戦後の混乱期にかけて、静岡県三島の楽寿園のそばから神奈川県小田原の酒匂まで10歳前後の兄弟二人、1日かけて歩いて来ていたというのだ。国道1号線をまっすぐなので、迷うことはない。また、見つけた自動車が止まってくれて、よく乗せてくれたともいう。近年でも浮浪者が徒歩で箱根越えをしている。
しかし、往路それで遊びに来て、帰路に祖母が汽車賃を与えても「もったいないから小遣いにしたい」と言ってまた歩いて帰ったという。とても信じられない話だが、当事者から直接話を聞いたのでソースとしては確実である。
三島と小田原の距離は大体30km。山越えという点を考慮すると、戦国期の大人以上の移動能力を発揮したことになる。さすがにそれはないと思うので、ヒッチハイクの成功率が高かったような気はする。ただし、ヒッチハイクできなければ30kmを歩かねばならない訳で「それなら子供でも1日で歩ける」という感覚を当時の人々は持っていたことは確実だ。

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